ミニチュアシュナウザーは、体重4.5~9.0kg、体高30~36cmのドイツが原産の犬種です。
ミニチュアシュナウザーは、農場を荒らすネズミなどの小動物を退治するため、牧羊犬や番犬などで活躍していた中型サイズのスタンダードシュナウザーをアーフェンピンシャーやプードルと交配、小型化し、作出されました。
シュナウザーという犬種名は、ドイツ語で「あごひげ」を意味する「シュナウツ(schnauz)」が由来です。
シュナウザーと呼ばれる犬種には、ジャイアント、スタンダード、ミニチュアの3種類がいますが、ミニチュアシュナウザーは唯一、テリアグループに分類されています。
しかし、テリア種の血統は全く入っていません。
ですが、テリア種に近い性質をもった一風変わった面白い犬種です。
日本には昭和30年ごろにアメリカから輸入され、テリアグループの中では人気が高い犬種です。
ミニチュアシュナウザーの特徴
ミニチュアシュナウザーの特徴は、仙人のようなまゆ毛と口元のひげのような被毛です。
特徴的な被毛ですが、伸びると視界を遮ってしまったり、口元の汚れが目立つようになるので、2~3ヶ月程度でトリミングやクリッピングですっきりさせてあげましょう。
子犬の頃の断尾や断耳などで容姿を調整されていた犬種ですが、近年では動物愛護の精神から、断尾や断耳を行わないようになってきていますので、長い尻尾などのミニチュアシュナウザーを見かける機会もあるかもしれません。
ミニチュアシュナウザーのカラー
ブラック
ホワイト
ソルト&ペッパー
ブラック&シルバー
など
ミニチュアシュナウザーの性格
好奇心旺盛
明るくフレンドリー
警戒心が強い
従順
ミニチュアシュナウザーは好奇心旺盛で明るくフレンドリーな性格の持ち主です。
そのため、小さな子供とも仲良く遊ぶことができます。
そして、警戒心が強く、番犬にも向いています。
愛する家族を守るためなら、立ち向かっていく姿はまさに「最良の家庭犬」と呼ばれた由来でしょう。
ミニチュアシュナウザーがなりやすい病気
犬の病気情報は、姉妹サイト・わんきゅうで解説しています。