ミニチュアピンシャー

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ミニチュアピンシャーは、体重3.6~4.5kg、体高25~30cmのドイツ原産の犬種です。
ミニチュアピンシャーの姿は、大型犬のドーベルマンと似ており、ドーベルマンを小型化された犬種と思われがちですが、実はミニチュアピンシャーの歴史は古く、ドーベルマンとは血縁関係が無く全く別の犬種であると言えます。
その証拠に、実はワイヤードコートを持つシュナウザーとピンシャーは親戚関係であり、犬種と登録されるまでは毛質のタイプが異なる同じ犬種として扱われてきた経緯があります。
ミニチュアピンシャーの祖先は、中型犬のヘルピンシェルであると言われています。
ヘルピンシェルにジャーマンピンシャー、ダックスフント、イタリアングレーハウンド、ミニチュアシュナウザーなどの犬種を掛け合わせ、19世紀には現在の姿になったと言われています。
『小さな体に大きな犬が潜む』などとテリア種と同じような気質が表現されるように、決して見た目から判断してはいけません。
ミニチュアピンシャーは、とても警戒心が強く勇猛で、気が強く番犬としての充分な素質を持っている犬種です。
本来はドイツの農家のねずみを捕獲するために作出された犬種ですが、このような性格から、一時期アメリカでは、車の盗難防止対策や護衛犬として車に乗せられている時期もあったほどです。
日本を含め、多くの国では未だにスタンダードのミニチュアピンシャーは、生まれて間もなく断尾するの事が習慣となっています。断耳に関しては特に決まりは無いことから、近年では垂れ耳のミニチュアピンシャーを見かけることもあります。
しかし、ドイツでは1987年に断耳が禁止され、1998年に断尾が禁止されたように、ヨーロッパ各国では動物愛護の精神から断耳、断尾共に禁止されている国が多く存在します。

ミニチュアピンシャーの特徴

ミニチュアピンシャーの特徴と言えば、先述した通り、こんな小さな体のどこからこんな力が出てくるの!?と思うほどのパワフルさです。
自分よりもサイズが大きい犬や動物にも勇敢にも立ち向かうこともあります。
このようなことから、子犬の頃のしつけがとても重要になってきます。
しっかりした信頼関係を築くことができたなら、飼い主さんだけにベッタリと甘えて見せる姿が愛らしく虜になってしまうことでしょう。
被毛はスムースコートのシングルコートであるため、寒さへの耐性が弱いので、ウェアを着せるなど注意してあげましょう。
ちなみに湯たんぽやホットカーペットは、被毛が薄いことから低温やけどに発展してしまうこともあるので気を付けてあげてくださいね。

ミニチュアピンシャーのカラー

ディアーレッド
レディッシュブラウン
ダークレッドブラウン
ブラック&タン
チョコレート&タン
など

ミニチュアピンシャーの性格

運動能力が高い
怖いもの知らず
繊細
遊び好き

ミニチュアピンシャーはネズミ捕り用の犬として作出された経緯もあり、運動能力が高い犬種です。
小さな物音でも敏感にキャッチし、警戒することから吠えやすい犬種と思われていることもありますが、逆を言えばそれだけ繊細な犬種であるとも言えます。
また、怖いもの知らずな一面もあり、自分よりも大きな対象でも攻撃しますので、子犬のときから様々な環境に慣れさせるなどの工夫が必要です。
また、遊ぶことが大好きな子も多いので、飼い主さんとのコミュニケーションも取りやすい犬種です。

ミニチュアピンシャーがなりやすい病気

 
 
 
 
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