柴犬

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柴犬は、体重6.8~11kg、体高は約40cm程度の日本原産の犬種です。
あれ?柴犬って中型犬じゃないの?と思う方もいるかもしれませんね。
しかし、日本犬保存協会でも、日本犬の中で唯一の小型犬種と紹介されており、中型犬のサイズに近い小型犬なのです。
柴犬は『山陰柴』『信州柴』『美濃柴』を基本として、『石州犬』『十国犬』などと、それぞれの地域で呼ばれ、繁殖していました。
しかし、明治時代以降は西洋犬が日本に入ってくるようになり、交雑が進んでしまうことによって、純粋な日本犬は個体数を減らします。
そこで、純粋な日本犬を守っていくために、1928年に日本犬保存会が設立され、1936年12月に柴犬は国の天然記念物に指定され、犬種名も『柴犬』に統一されました。
現在の柴犬のルーツは1930年、島根県の山間部にある村で生まれた『石(いし)』号と言う名前の石州犬です。
元々は猟師に飼われていましたが、犬好きで純粋な日本犬を探していた、東京在住で島根県出身の中村鶴吉氏の元に。
中村鶴吉氏は元々、日本犬保存協会の展覧会に犬を出場させていた経験もあり、石号も日本犬保存会第5回展覧会で入賞します。
その後、『石号』は四国生まれのコロ号と交配し、アカ号を産みます。
そして、アカ号は、鳥取生まれのハナ号の間に、『紅子号』が誕生します。
また、アカ号は、地犬の明月号との間にも子犬をもうけ、『アカ二号』が誕生します。
さらに、『紅子号』と『アカ二号』の間に『中号』が生まれ、この『中号』こそが戦後の柴犬発展の礎と言われています。
よって、現在の柴犬は全て石号の血統を受け継いでいることになるのです。

柴犬の特徴

柴犬の特徴は、ピンと立った三角の耳と、アーモンド型のつぶらな瞳です。
尻尾には、実はバリエーションがあり、必ずしも巻いているわけではありません。
尻尾のバリエーションは、太刀尾、薙刀尾、差尾、半差尾、左巻き、左二十巻き、右巻き、右二十巻き。車巻き、半巻きなどがあります。
また、柴犬にもタヌキ顔(新柴犬)とキツネ顔(縄文柴)がおり、保存会の系統が推測できるところも面白い魅力です。

柴犬のカラー




胡麻

柴犬の性格

自立心が強い
聡明
服従心が強い
忠実

柴犬は、猟犬として使役されてきた犬であることから、主人が命令を出せない状況であっても自分の考えで動くことができるほど、自立心が強く聡明であることが挙げられます。
また、信頼できる人にだけ甘えたり、あどけない仕草をする一面もあり、服従心が強い犬種と言えます。
ただし、忠実であるのは飼い主さんにだけ…ということもあり、警戒を抱く相手や自分よりも格が下だと感じた相手には容赦しないこともあるので、小さい頃からのしつけが重要です。

柴犬がなりやすい病気

 
 
 
 

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