パピヨンは、体重1.5~5.0kg、体高20~28cmというフランスとベルギーが原産の犬種です。
パピヨンはフランスの王侯貴族に非常に愛されていた犬で、特にマリー・アントワネットに溺愛されていた犬種として有名です。
有名な宮廷画家である、マルティンの絵画にも登場しています。
当時は、ファーレンと呼ばれる垂れ耳タイプのパピヨンが主流で、フワフワの美しい尻尾に注目が高い傾向にありました。
その後、稀に生まれてくる立ち耳のパピヨンの華やかさが話題になるようになり、19世紀にはフランスのみならず、ベルギーでも立ち耳の同士のパピヨンやスピッツ、チワワとの交配が盛んに行われるようになり、現在の姿に固定されていきました。
目次
パピヨンの特徴
パピヨンの特徴は、華やかな飾り毛の付いた耳です。
パピヨンとはフランス語で蝶々を意味する言葉であり、耳の美しさから犬種名の由来にもなるほどです。
立ち耳でも垂れ耳でも、優雅に飾り毛をなびかせる姿は、美しいのただ一言です。
パピヨンは一見、被毛の手入れが大変かと思われがちですが、実は基本的にはシングルコートの犬種であり、一般的には抜け毛が少ない犬種です。
パピヨンのカラー
ホワイト&レッド
ホワイト&セーブル
ホワイト&ブラウン
ホワイト&ブラック
トライカラー
パーティーカラー
など
パピヨンの性格
人懐っこい
活発
好奇心旺盛
勇敢
パピヨンの性格は、とても人懐っこく活発です。
運動も得意なので、フリスビーなどのアジリティー競技に参加しているパピヨンも増えています。
また、大人のみならず、小さい子供とも苦にならず遊ぶことができます。
小さな体ですが、勇敢さも持ち合わせており、番犬としても活躍します。