ゴールデンレトリバーは、体重25.0~34.0kg、体高51~61cmのイギリス原産の犬種です。
ゴールデンレトリバーのルーツとなった犬は、18世紀中期頃、ニューファンドランドとウェービーコーテッドレトリーバー(フラットコーデットレトリバー)の間から生まれた、ウェーブ掛かった黄色の毛並みを持つ犬であったとされています。
当時、鳥を回収する狩猟犬に値していたレトリバーは、ブラックであるべきという風潮がありましたが、ダッドリーマーシュバンクス伯爵(ツウィードマウス卿)は、黄色く輝く美しい毛並みを持つ子犬に目を付けブリーディングを行いました。
そして、黄色い毛並みを持つ子犬の子孫とウェイビーコーテッドレトリーバー、ツィードウォータースパニエル、アイリッシュセッター、ブラッドハウンドとの交雑を行い、今のゴールデンレトリバーの姿を確立したと言われています。
そして、1903年にイギリスで『フラットコートゴールデン』として初めて犬種登録されました。
しかし、毛並みなどの見た目の違いからフラットコーテッドレトリーバーとは別の単独の犬種として認められ、1911年に『ゴールデン又はイエローレトリーバー』と呼ばれるようになりました。
さらに数年後には、イエローという語源は削除され、ゴールデンレトリバーが正式犬種名になりました。
ゴールデンレトリバーの特徴
ゴールデンレトリバーの特徴は、アーモンド形の優しい目と、水の中でも防水性が高い被毛です。
アーモンド形の優しい目は、優しくいつも家族を暖かく見守ります。
また、ハンターが撃ち落とした水鳥を泳いで回収し、陸地に持ち帰る狩猟犬であったことから、アンダーコートは密集し、防水性が高くなっています。
お風呂に入れる前には、念入りに水で予洗いを行い、シャンプー後もしっかりとすすいであげましょう。
ゴールデンレトリバーのカラー
ゴールド
ホワイト
ブラック
クリーム
ダークゴールド
ライトゴールド
など
ゴールデンレトリバーの性格
聡明
友好的
優しい
ゴールデンレトリバーの性格は、聡明で飼い主に忠実であること、人と一緒に何かを行うことに長けています。
そのため、警察犬や介助犬、盲導犬などのワーキングドックとしても適している犬種です。
また、穏やかで友好的であり、他の犬とも仲良くできます。
しかし、子犬の頃はやはりやんちゃなことも多いため、しっかりとしつけを行ってあげるようにしましょう。
ゴールデンレトリバーがなりやすい病気
犬の病気情報は、姉妹サイト・わんきゅうで解説しています。