日本スピッツ

日本スピッツは、体重5.0~9.0kg、体高25~38cmの日本原産の犬種です。
大正後期から昭和初期にかけて、中国から日本に輸入された大型の白いジャーマンスピッツが祖先と言われています。
当時はホワイトスピッツと呼ばれていましたが、改良され小型化され現在の姿になりました。
1948年にジャパンケネルクラブ(JKC)により犬種のスタンダードが定められ、見た目の愛くるしさから爆発的な人気を博しました。
しかし、人気が爆発的になったことで乱繁殖が行われ、神経質で吠えやすい気質である個体が増えるとともに、飼い主のしつけの知識、経験不足によって、吠えて騒がしい犬というレッテルを貼られてしまいます。
その後、急激にブームは過ぎ去り、個体数も減ってしまいました。
しかし、真の愛好家たちは諦めることをせず、日本スピッツの優秀な部分を伸ばそうと選択繁殖を続け、現在は無駄吠えや過剰な警戒心が緩やかで穏やかな性格の日本スピッツが完成されました。

目次

日本スピッツの特徴

日本スピッツと言えば、綿あめのようなフワフワの柔らかく毛量たっぷりの被毛です。
寒さには強く暑さに弱い犬種であることから、気温が高くなると熱中症の危険が増します。
また、警戒心が緩やかとはいっても、他の犬種と比較すると高めであることから、外飼いよりも室内犬として飼うことをおすすめします。
室内であれば、温湿度管理も可能ですし、警戒心からの吠えも抑えることができます。

日本スピッツのカラー

ホワイト

日本スピッツの性格

遊び好き
好奇心旺盛
愛情深い

日本スピッツは先述した通り、過去に吠えて騒がしい犬というレッテルが貼られていましたが、性格の改良が進み、穏やかな性格の個体が増えてきました。
しかし、飼い主さんの育て方によっては、無駄吠えなどを行ってしまう個体もいます。
そのため、しつけに関してはしっかりとした知識を持つことが大切です。
好奇心旺盛で愛情深い犬種であることから、子犬の頃からきちんとトレーニングをしてあげましょう。
また、遊び好きであることから、トレーニングは遊びを交えながら楽しく行うとより効果的です。

日本スピッツがなりやすい病気

 
 
 
 
犬の病気情報は、姉妹サイト・わんきゅうで解説しています。

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